家づくりをご検討の方はいらっしゃいませんか。
この記事では換気の重要性と、WB工法の通気の仕組みについてご紹介します。
家づくりの際にはこの記事を役立ててください。
□なぜ換気が必要なのか
昨今では、換気が特に重要視されていますが、換気の必要性は新型コロナウイルス対策のためだけではありません。
家の中の空気は様々な汚染物質が含まれています。
例えば、新型コロナウイルス、PM2.5、花粉、ダニやカビなどがあります。
上で挙げたような汚染物質を排出し、快適な室内環境を確保するために換気が必要になるのです。
また、建築の技術が向上し住まいの断熱性や気密性が高まったことで汚染物質が室内にとどまりやすくなっています。
そのため、法律で全ての建造物に24時間2時間に1回は、機械による強制換気で空気を入れ替える事が義務付けられています。
新型コロナウイルスもあるため、家族の健康のためには、住まいの換気がより重要になるでしょう。
□通気断熱WB工法の通気の仕組みとは
通気断熱WB工法とは、四季折々に変化する日本の気候に応じて、在来の木造建築に独自の技術を組み合わせた世界に誇るべき建築です。
以下では、季節に対応した通気の仕組みを、あまり換気をしたくないと思われる夏と冬に注目して解説します。
*夏の場合
夏には各所の通気口が自動的に開き、太陽の熱で暑くなった壁や屋根の熱を通気層を通じて上に逃がします。
そして地面から出る冷気を利用します。
床下通気口から入り込んだ外気は床下の冷気とともに部屋の壁のすぐ外側の通気層を上昇して冷却層を作ります。
この仕組みによって、太陽の熱で部屋が暑くなる夏でも涼しく過ごせるのです。
*冬の場合
冬には各所の通気口が自動的に閉じるため冷たい外気が家の内部に伝わりません。
さらに、暖かい地熱を家全体に行き届かせます。
保温効果が高いので、快適な暖かさが保たれます。
また、冬場に面倒な結露も起こりません。
このように、窓を閉めたい夏でも冬でも通気断熱WB工法の家であれば、窓を閉め切ったまま換気をしてくれます。
□まとめ
今回は、換気の重要性と通気断熱WB工法の通期の仕組みをご紹介しました。
少しでもご質問があれば気軽にお問い合わせください。