こんな記事を見つけた ↓ ワクチンを4回接種しても感染はする。接種すると軽くなるのか?どうもわからない。ちなみに私は2回接種しただけ。正月休み家族3人が熱を出しコロナになったが私はいたって元気でした。でももしかしたら感染していたのかもしれない???
【解説】「ワクチン4回目以降のメリットわからない」感染症学の専門家が新型コロナ《国内感染から3年》をふり返る「コロナは変わった、社会システムは変えられていない」(MBSニュース) – Yahoo!ニュース
今後のワクチン接種について大阪公立大学大学院・城戸康年教授は、「3回接種していれば十分で、4、5回目のあきらかなメリットは明確でない」と話した
4回目、5回目のワクチン「メリットは明確ではない」
―――「2類相当を5類に」という春に向けた議論の方向性はいかがでしょう。
それはもう最低限度の条件で、それを変えたからといって変わるわけではないですが、変えなければ、危ない感染症という扱いは変わらなく、制限をしましょうという方向がベースなので、変えるのは大前提かなと思います。 ―――いっぽう、ワクチン接種について城戸教授は「3回接種していれば今のところ十分」というお考えですか。 これまで得られている医学のデータから見れば、2回までは大きなメリットがあった。3回は場合によって、例えば高齢者の方などにメリットがあった。しかし4回目以降は、明らかなメリットというのはわからない。というのが今の状態だと思います。一方、抗体がずっと続かないことも間違いないので、4~5回接種した人もいると思いますが、今の頻度で、本当に受けていいのかっていうのは様々な意見がありますし、メリットは明確じゃありません。その代わり、例えば2024年や25年にもう一度受けた方が良い場合が来ることももちろん想定されます。
―――高齢者の方は、打っておいた方がいいのでしょうか。
高齢者も様々な方がいますから、全員が4回5回頻回に接種したところで、本当に亡くなる方が激減するかというと、そういう証拠は得られてないと思う。新規陽性者数というのを数え続ける限り、第何波と起きます。それは感染症を見ているからです。今、第8波相当と言われていますが、見かけ上第7波より山は低いですよね、これは世の中の人が、積極的に検査を受けなくなったからです。この傾向が続くと、新規陽性者数と死者数がリンクしなくなっちゃう。その時点で第何波かわからなくなります。だけどその代わり、しばらく死者の山が続きます。
―――もう一つ、「濃厚接触者の待機期間に実効性あるのか」という点は。
これまでは、とにかく封じ込めるべき感染症だったので、濃厚接触者という単なる危険性がある人でさえ私権制限を行っていたんです。それを許容しなければならないというのが最初だったんですけど、今ありふれた時代になって、果たして、感染者でもない人たちの私権制限をするのはいかがなものか、というか、そこに値するような病気なのかというのは考えなければいけないし、既に変わっていると考えます。 ―――現在の濃厚接触者の待機期間は、基本は5日間で、検査陰性であれば3日間で解除ということですが、今後どうしていくのかも、考えるときが来ているのかもしれません。
(2023年1月16日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)