家づくり勉強!換気が悪いとどのような事が起こるのか?

健康で快適に過ごすために家の換気が重要であることはご存知ですよね?
また、上手に換気する方法について知らない方も多いと思います。
換気の重要性について理解することは健康に生活するために必要不可欠です。
今回は住宅の換気を良くする方法を紹介します。

□なぜ住宅の換気は重要なのか?

最近の住宅は高気密で高断熱の住宅が多く、数年先にはほとんどの住宅が高気密で高断熱になるようです。
確かに、熱を逃がしにくく、エアコンの効率が上がるというメリットはありますが、悪い空気が外へ逃げずに滞留しがちです。ここが大問題です。
シックハウス症候群の原因物質である、ホルムアルデヒドや、カビの胞子やダニを吸い込みやすくなり、アレルギーが発症する原因になります。

近年では、高気密の家でも空気が循環できるように、強制的に換気できるような換気設備もあります。
これで良いのではないかとお考えの方もいると思いますが、この換気システムは本来メンテナンスが必要です。
しかし、メンテナンスをする人はまれなので、将来的にダクトが詰まったり、故障したりすると、これらの有害物質が排出されなくなってしまいます。

では、どうすればずっと健康的で過ごしやすい空気を保てるのでしょうか。

□WB工法なら自然な換気を実現できます

(深呼吸したくなる家)

WB工法は基本的に換気扇が必要のない素晴らしい工法です。

このWB工法は W(ダブル) B(ブレス)工法という名前の通り、2つの方法で家の状態をコントロールしています。

WBは、ダブルブレス。ふたつの呼吸です。ひとつめの呼吸は、「家の呼吸」。もうひとつの呼吸は、「壁面の呼吸」です。

1つ目の方法は外の気温によって開閉する弁を活用することです。
夏は弁を開放して通気性を、冬は弁を閉じて密閉性を高めてくれます。
そして2つ目は湿度や化学物質を透過できる土壁の原理を利用した、透過材を使用することです。
化学物質を外に排出し水分は自然に調整してくれます。

家自体が呼吸をしているおかげで、アレルギーの原因物質はこもりません。
また湿度を調節する効果のおかげで結露を抑えてカビやダニの発生を抑え、部屋間の温度差を抑えてヒートショックも抑制できます。
さらには酸素の欠乏も抑えられるので木材が長持ちして、住宅を長持ちさせられます。

このように高気密住宅の問題点を改善し、副次的な効果も期待できるので、換気が必要な理由である有害な物質を排出することが滞りなく行えます。
換気や通気性を重視しているお客様に向いている工法と言えるでしょう。

□まとめ

高気密で高断熱の住宅を造る際には、気を付けなければならないのは人の健康に換気がかかわってくる事、しっかりした換気計画を立てる事をお勧めします。

換気が心配な方はWB工法をおススメいたします。
当社はWB工法を使った住宅づくりをしていますので、是非モデルハウス等で体感してくださいね。

換気が悪いとどのような事が起こるのか?

部屋が臭くなる、部屋に化学物質が留まる、部屋のなかで生活する人やペットが排出した二酸化炭素の量が増え、CO 2濃度が高くなります。 二酸化炭素を多く含む空気を吸い続けると、身体が酸素不足となり息苦しさを覚えるほか、頭痛や集中力・思考力の低下につながる可能性があります

★いとう建設へのお問合せは 0120-213-404

 kokoro2@itokensetu.com

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